S9:最高/最終2007 ラティクチレヒレスカーフ炎
初めまして!セノです。
対戦数の暴力ではありますがUSUMでポケモンを初めてから念願であったレート2000を達成できたので構築記事を書かせていただきました。無知故変なことを書いているかもしれませんが,温かい目で見守っていただけると助かります。(Twitter等でこっそり指摘してもらえるとよりありがたいです^^)
使用構築
構築経緯
考えるまでもなくラティアスクチートは確定。水枠に流行りのレヒレを採用。ゲッコウガのときと比べてグロスがきついのでスカーフ炎枠でヒートロトム。崩し枠としてランドロス。最後にクチートが出しづらいと感じるときに刺さりがいい気がしてヒトムレヒレと並びが作れるメタグロス。
個別紹介
ラティアス@拘り眼鏡
臆病ー浮遊
実数値:159(28)-x-111(4)-162(252)-151(4)-173(220)
技構成:サイコキネシス/10万ボルト/シャドーボール/波乗り
解説:
sを最速105族抜きまで落としてやや耐久にまわしている。ネックとなると思われたカミツルギとの対面も何度かあったがなぜか毎回上をとれた。グロスにはどうせ勝てないと思い後投げしやすいスカーフヒトムを採用したがグロスやラティオスなど同速ゲーしたいこともあったのでcを削って最速にした方がいいのかもしれない。
いろいろな技を大体耐えることができ,眼鏡の火力で容易な受けだしをしてきた相手を崩せるのでとても強かった。
対面からゲンガーに勝てる貴重なポケモンなのでゲンガー相手には体力に気を配る。
波乗りはドラン入り相手にレヒレを切らなければならないときやメガしないバンギの受けだしを読んで打つ。がゲッコウガをレヒレにしたことで思ったよりドランがきつくなかったので流星群あたりに変えた方がいいかもしれない。
サイキネ連打してるだけで勝てる試合も多くこのptで2番目のeasy win製造ポケ。
レート始めてから一度もptから抜いたことのない個体であり,2000を決めたのもお互いラス1でメガバシャーモvsラティアスとかなり思い入れがあるポケモンです。
クチート@メガ石
意地っ張りー威嚇⇒力持ち
実数値:157(252)-157(140)-x-145-67-130(116)-70
技構成:じゃれつく/叩き落とす/炎の牙/不意打ち
解説:
流行りのd振りクチート。ゲッコウガが重かったためd振りにしたがゲッコウガで削られると他のポケモンに役割をもてなかったりするため極力ゲッコウガ対面は避けていた。d振りが生きていた試合もあったが相手のクチートが重いこともありd振りにする前のs振り(116)の方が活躍していたかもしれない。
クチートはまさに『切り札』といった感じで切れば仕事はする(技を当てれば)が切った後は不意を打つ機械にしかなれないので使いどころに注意して戦った。
カプ・レヒレ@水Z
控えめーミストメーカー
実数値:175(236)-x-135-157(220)-150-112(52)
解説:
こご風でミミッキュを抜いて水ZでH4ミミッキュを倒せる。pt単位でガッサが重いのでsを上げたかったが耐久も火力も削れなかった。
一撃で落とされることはほとんどなく瞑想によってカビゴンやポリゴン2を無理やり倒したり,交代で出てきた電気タイプやメガゲンガーの攻撃を耐えてZで吹き飛ばしたりと大活躍だった。ほとんど毎試合選出したが気を付けていてもドロポンを打たざるを得ない状況もあり技外し負けは量産したがフィールド効果で追加効果状態異常を防げるためゲッコウガよりは運負けは減らせたと感じた。
ランドロス@ラムのみ
陽気ー威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)
技構成:地震/撃ち落とす/剣の舞/身代わり
解説:
努力値調整は特に無し。カスケードさんにおすすめされたラムランド。
ラムのみを持つことで一回状態異常になった後に身代わりを警戒させなかったり,速いグライオンの毒毒やゲンガーの鬼火催眠を防げるなどいい活躍をしたこのpt1のeasy win製造機。ただ地面Zじゃないせいで氷の牙カバルドンやフシギバナに負けてしまうこともあったがラムのみが生きた場面の方がよかったのでこれでいいと思う。強かった。
ヒートロトム@拘りスカーフ
控えめー浮遊
実数値:125-x-127-172(252)-128(4)-138(252)
技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/目覚めるパワー(氷)/トリック
解説:
ダウンロード対策にdに4振り,残りはぶっぱ。
今期はスカーフは炎タイプに持たせるつもりだった。候補としては他にシャンデラ,ウルガモス,ズガドーンを考えていたが地震を透かしたかったためヒートロトムを採用したがいかんせん火力が足らず,役割対象であるコケコを落とせなかったりマンダに起点にされたりと不自由はあったが上4枚ではグロスが絶望的に重かったためヒートロトムの採用にした。クチートマンダ軸に対してクチートが疲弊してしまったときにはレヒレの凍風と合わせてマンダにとどめを刺す動きもたびたびやった。オバヒ外しや火力的なことも考えるとグロスの枠と1,2を争うレベルで微妙だった。グロス入りに対してはほぼ間違いなく選出していたのでよくあたったグロス軸にかなり強かったのはよかった。
たまに相手グロスに交代読みで岩石封じを打たれるのであからさまにヒトムが刺さっているときは警戒した。
メタグロス@メガストーン
陽気ークリアボディ⇒かたい爪
実数値:159(28)-194(228)-170-x-130-178(252)
技構成:バレットパンチ/アイアンヘッド/岩石封じ/冷凍パンチ
解説:
なんとなくHPを16n-1にしただけで明確な調整意図はなかったりする。
リザミミテテフにガッサが入っていても戦えるようにグロスを採用した。カプ系とランド,ミミッキュなど環境上位に強いのがよかった。
ラティを死に出しから起点にしてきたミミッキュをしばくバレット,リザYやガモスが重かったため岩封,ランドロスやボルトロスに刺す冷凍パンチ。マンダナットやガルーラ,ポリゴン2にはクチートを投げるためアムハンが欲しい場面はそこまで多くなかった。
ここの枠はミミッキュ対策の役割が多くpt単位でアーゴヨンが重いためアーゴヨン,ガモス,ミミッキュ対策としてミミッキュ(ゴーストZor襷)だったりしたが全ガモスが耐久ギガドレであったりランドロスが重くなるなど今一活躍しなかったため解答があいまいであったガッサ入りのリザ軸等に強く出ることが可能で最悪運勝ちを狙えるグロスを後半は使用していた。雑な強さがあり怯み勝ちすることもあったが,いかんせん使い慣れておらずこいつを出したときはあまり勝てなかった。
キツイ相手
ガルーラ
ガルーラ対クチートでガルーラに逃げられるとこちらが疲弊してガルーラに全抜きされて終わる。ガルーラスタン自体キツいポケモンが多いこともあり,何かしらの幸運がこちらにないとガルーラ軸には勝てない。
ミミッキュを抜いてからは対面からでさえメガ枠でしか勝てない。机上では一番ツラいと読んでいたがガルーラよりはましであった。
まあ勝てない。何かしらの幸運が必要だし相手が一回プレミするくらいでも取り戻せないことが多い。初手からくるとまず負ける。
ミラコ持ちが特につらい。
カプ・コケコ
無振りでもヒトムで50%の乱数なのに壁張りコケコも多い。オバヒを当てさえすれば割と何とかなるがよく外す。
イーブイバトン
まあきれいにバトンが決まるので急所が必要。スカーフオバヒとメガポケの攻撃でバトン先を落とせることもあったりした。
分身バトン
まさに手も足も出ない。
明確な対策はないためその場でごまかすしかない。
総括
ラスト1枠(メタグロス)をミミッキュに強くてガルーラとも戦えるポケモンにできればよかったかな,と思います。ラティクチレヒレ+スカーフ炎+崩し+@1の並びでs9戦い続けましたがいろいろ誤魔化しがきく半面,分かりやすい勝ち筋を押し付けるほどのパワーがないためちょっと運が悪いとすぐ負けてしまうptという印象でした。@1でいいポケモンがいたらぜひ教えていただきたいです。orz
インフレシーズンとはいえ嫁ポケ達でレート2000を達成できたのはとてもうれしかったです。応援してくださった方々,そして非常識な時間でも相談にのっていただいたカスケードさん,ほんとうにありがとうございました!
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
Twitter(@seno_poke)もやっているので気軽に絡んでいただければ幸いです。