セノの旅

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s14 最高2106 百折不撓ラティアスクチート・二式

こんにちは!セノです。

みなさんs14お疲れさまでした。長かったですね… 今期は3ヶ月ありインフレが予想されること、新社会人と受験生が来期からいなくなってデフレになることを考えると僕が21に乗れる最後のチャンスだと思っていました。何としても結果を出したいと、序盤からガンガン潜り構築を煮詰めていました。s12から使っているギャラクチで21を達成することができて感無量です。立ち回りや選出がかなりシビアになってしまいましたが幸い3シーズン分の経験があったため何とか勝ち切ることができました。最終日になる前に2ロム20にのせましたが使っていた構築は同じなので最終日に使用していたver.で記事を書きます。

 

使用構築

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構築経緯

コンセプトは見えにくい速さ、耐久、火力で序盤の不利をまくること。

いつも通りクチートから組み始めることを考え、一番経験値のあるであろうギャラクチボルトから構築を組み始めた。今期はギャラアゴが環境に多いだけでなくアゴ自体の数も増えていると感じたためギャラのsラインを128(1舞でゲコ抜き)に変更した。ボルトも同じsで使用することでボルトから入り相手のロトムやボルトとのs関係を調べることが可能になり、ゲームプランが立てやすくなった。

ギャラクチボルトで構築を組む際に特に意識するのがマンダ軸への回答とテテフ入りへの立ち回りを楽にすることである。マンダ軸には水Zレヒレ炎Zガモスを用意し、共有パ以外にもマンムー入りやレヒレ+高耐久ノーマルの並びにもある程度戦えるようにした。またガモスは前期のガッサのようにある程度相手の選出を縛ることができるほか、ガルーラ軸に投げて炎Zの高火力で無理やり崩したりとガルドのいる構築にはこのポケモンをどう通すのか考えていた。レヒレクチートガモスの2Z選出もたびたびおこなった。レヒレはテテフリザにも通りがいいだけでなく臆病の読まれにくいsラインで不意を突いたり、レヒレミラーを優位に進めたりと環境に刺さっていた。炎Zガモスも考慮していないマンダ軸が多いためこの2枚は読まれにくい勝ち筋として使用していく。

最後の1枚は電磁波きのみラティアスを採用した。(実際にはギャラクチボルト➢レヒレ➢ラティ➢ガモスの順)単体考察にて詳しく述べるがこのラティアスがめちゃくちゃ強く、21に乗れたのはこの子のおかげである。電磁波によるs操作でs関係を逆転させるのは太い勝ち筋になるほか、麻痺による後続の起点作成も行えるため、ラティを選出出来た試合は楽に勝てることが多かった。

選出率はクチート以外の5枚はほぼ同じくらい選出した。

 

個別紹介

クチート@メガ石

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155(236)-170(236+)-145-x-115-75(36)

じゃれ/叩き/剣舞/不意打ち

僕の相棒。今期は剣舞クチート。火力はできるだけ落としたくなかったので最低限の体力と電磁波準速ミミを抜けるだけのs振りで残りはAに。前期までのクチートと比較するとミラーにとても弱くなったがクチート軸に通りの良い特殊Zを2枚採用しているためそこまで気にならなかった。剣舞で広がる勝ち筋は多く、難点はクチートが重くなるのとエアームド相手に少々困る程度であった。いつも通りほぼ選出する。このポケモンにどう仕事をさせると勝てるのかを選出画面でしっかり考える。サブ合わせて1000試合ほどしたが選出しなかったのは5試合にも満たないと思う。妖+悪の技範囲が偉すぎだ。

ラティアス@混乱実

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156(4)-x-110-162(252)-150-178(252+)

サイキネ/10万/シャドボ/電磁波

僕の嫁。きのみを食べやすくH4n。グロスの攻撃を受けてきのみ食べてバレパンから逃げる動きが強い。グロスやレヒレを2発でシバける可能性を少しでも上げるためにもCぶっぱ。とにかく強かった。電磁波で相手の引きや道具によるラティの事故死を考慮した中間択が取れる上に、技範囲が広くそこそこ足も速いため先発性能が高かった。電磁波は相手の死に出しポケモンに麻痺をまくことで一気に戦局が有利にもなる。とりあえず選出ではラティクチ@1で勝てるかを見極める。(とはいえ選出率は他の4枚とそう変わらない)

本構築のMVP。型教えてくれたサックーさんには頭が上がらない。

ギャラドス@混乱実

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180(76)-190(220+)-99-x-120-128(212)

滝/地震/身代わり/竜舞

前期からはアゴが増えたためSラインを伸ばした、が竜Zアゴや眼鏡レヒレも同様に増えていたため耐久が少し足りないことが多かった。特に眼鏡レヒレのムンフォを身代わりできのみ挟みながら捌くことができなかったのは弱かった。H184A186のが偉いかもしれない。

なんか違和感あると思ったらH184A185しか無理ですね。このへんの調整は悩ましいです。

クチートと受け攻めともに相性保管が抜群。2枚合わせていろんな"並び"をみることができる。

ボルトロス@混乱実

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184(236)-x-98(60)-187(36+)-116(124)-128(52)

ボルチェン/めざ氷/挑発/へど爆

電気と地面の一貫を切れる偉いやつ。前期と同じように先発から様子見をしながら展開したりクッションにしたりする。ギャラとSラインがそろっているため偵察能力は高い。重いコケコにまあまあ強く安定択を量産できるのがgood。

SラインはギャラとそろえるだけじゃなくきのみボルトミラーでS負けたら試合展開が結構しんどいから高めにしているのもあります。

カプ・レヒレ@水Z

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145-x-136(4)-147(252)-150-150(252+)

ドロポン/ムンフォ/めざ炎/瞑想

リザードン軸に投げたりマンダ軸に投げたりする。臆病はとても強く環境に多かった準速ヒトム、準速レヒレ、準速ミミの上から行動出来る。最速じゃなきゃ抜けなかったなって場面も多く環境に刺さっていた。(火力が足らなくて泣いた試合もある)

ゲッコウガを環境に合わせてマンダ軸に刺していくことも考えたが今期はマンダ軸の並びが多様化していたためマンダ以外にも投げれる性能を確保し、後述のガモスと選択で選出することで拾える試合を増やした。

クチートを状態異常から守るフィールドは上手く使うことで詰め筋となるので意識して戦った。

ウルガモス@炎Z

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161(4)-x-85-205(252+)-125-152(252)

放射/さざめき/めざ氷/蝶の舞

共有パをぼこぼこにしたくて入れた駒。臆病にすることでスカーフランドを意識したりミラーで上を取れたりするが、高耐久ノーマルを吹き飛ばすことやミラーでも耐久型なら上はとれる上、炎Zを有するこちらのほうが有利をとりやすいため控えめ推奨。さざめきは身代わりを打つ機会がそこまで多くなかったため、対ゴーリ性能をできるだけ下げずに技範囲を広げるために採用した。他での削りや交代読みでバンギ入りにも出せなくはなくなったり、ヌオーやママンボウゲッコウガなどへの打点になったり、やわらかさとさざめきから虫Z型を警戒させたりとなかなか有用であった。

特性は炎の体。焼けば勝ちみたいな場面は6回はあったし(実際一回焼いて拾った。他にも焼かなくてもいいけどeasyできたり)知らせなら落とせたなあって場面は無かったので体で良かったと思う。

きつい相手

ポリZ:起点回避しながら先に展開しなきゃいけない…

Zガルド:やめて

催眠ゲンガー:運だけねや

氷Zとかリフレクレヒレ:ボルトでうんたん

Special thanks

いっぱいDMしたさくくん

よく通話してラティクチを開発してくれたサックー

モチベを上げてくれたけいと

総括

今期は割と早い段階でけいとが21チャレまでいっており、またも一人奮起していました。なんとかけいと抜き調整&21達成することができてめちゃくちゃうれしかったです。結果に満足したのと構築もしばらくはこれ以上のものは組めないと感じたため、数字を追い求めるレートからは一時撤退しようと思います。前々から考えていたことではありますが最終日周りが21のる中、劣等感にさいなまれながら戦うレートは想像以上につらかったためしばらくは見た目が好きな並びでのんびり20のればいいなあ、くらいの気持ちで遊ぼうと思います。とりあえず色のサナガルドレヒレ

なにかあれば @seno_poke まで

ちなみに最終日2014から35-25で2106まで上げれました

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